2008年06月21日

学術雑誌が買えない

少し古い記事ですが、読売新聞から(そのうちリンク切れるかも)。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20080618-OYT8T00231.htm
山口大学ではシュプリンガーの電子ジャーナル購読契約を断念したと。

考えてみれば、いくつかの国際会議(かならずしもトップではないところ)のプロシーディングズがシュプリンガーのレクチャーノート・シリーズのかたちで出されて、そうすると、自分が書いたものも著作権を譲渡しなくてはならず、研究コミュニティとしては高いお金を出して改めて買い戻す必要があるという不思議。

別にシュプリンガーが編集をがっちりやるわけでもなくて、フォーマットどおりにやるだけだし。

PACLINGという小さな言語処理系の会議、昨年度はCreative Commonsライセンスで会議録を公開したし、ACLやCOLINGという言語処理業界のトップランクの会議は、アーカイブで過去の論文も公開している。

国際会議は、会議録の公開度を選んで、公開性の高いところを盛り上げるようにしないと、自縄自縛になってしまう恐れもあるかも。

とはいえ、全体をきちんと把握して考えていないので、考えること。
posted by いんぷうしゃあ at 09:47| Comment(2) | TrackBack(1) | メディア実践等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
NIHのpublication policyなどは参考になるのではないでしょうか?

http://publicaccess.nih.gov/

お金を出す側の圧力は強いので、科研費による研究は発表から12ヶ月したら必ず公開する、という条項を入れるのが良いでしょうが、文部科学省が出版社と交渉できるかというと疑問ですねえ。
Posted by きっかわ at 2008年06月23日 12:56
なるほど。参考になりますね。たしかに、研究費を出すところで、成果に対する一定の公開性を維持するというのは一つの考え方ですね。情報ありがとうございます。
Posted by いんぷうしゃあ at 2008年06月23日 21:12
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