2011年03月14日

原子力発電所

自己観察ですが、ネットのニュースやTwitterなどを追っていると、どんどん狭い世界の情報を追いがちになり、思い込みが激しくなっていくようです。 3月14日午前11時1分に福島第1原発の3号機が水素爆発を起こしたとのニュースがありましたが、原発の状況は、個別の状況をひたすら追いがちになる状況の一つでしょう。

朝日新聞2011年3月14日朝刊には、東日本大震災の直接的な影響地域にある原発の状況をまとめた記事が出ました。ネットで見たところすぐには見つけにくかったので、Wikipediaからの付加的情報とともに、書き留めておきます。公開の情報のはずですが、もちろん、編集・まとめのところが著作権法に関連するでしょうか。これだけ前後を書けば「引用の範囲内」と言えるかどうか。。。

とにかく、研究方法論の授業で、一つの手続きとして、「まず対象範囲を数え上げ」などと言っているので、それに即して、影響地域にある原発の状況をあげます。

注意2つ。(1) あくまで2011年3月14日朝刊に掲載された情報に基づいていますから、状況そのものはそれより少し前のものです。状況はどんどん変わる可能性があります。(2) 以下は新聞・ネットからの情報ですので、専門的な観点からは粗い言葉遣いの部分があるかもしれません。

なお、原子炉の型は、いずれも、「沸騰水型原子炉」。「基」、「号機」後の数字は営業運転開始年。全部で15基。

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東通原子力発電所(青森県東通町)
  1基(2005年) 安全(地震時は点検のため停止中)

女川原子力発電所(宮城県女川町)
  3基(1984/1995/2002年) 安全(自動停止後安全性確保)

福島第一原子力発電所(福島県双葉町) 6基
  1号機(1971年) 12日に水素爆発・放射性物質が一部漏出・海水注入中
  2号機(1974年) 最終的な安全性がまだ確認されていない
           -> 冷却機能停止・海水注入開始(3月14日17時24分読売)
  3号機(1976年) 14日に水素爆発・放射性物質が一部漏出・海水注入中
  4号機(1978年) 安全(地震時は点検のため停止中)
  5号機(1978年) 安全(地震時は点検のため停止中)
  6号機(1979年) 安全(地震時は点検のため停止中)

福島第二原子力発電所(福島県富岡町) 4基
  1号機(1982年) 最終的な安全性がまだ確認されていない
  2号機(1984年) 最終的な安全性がまだ確認されていない
  3号機(1985年) 安全(自動停止後安全性確保)
  4号機(1987年) 最終的な安全性がまだ確認されていない

東海第二(茨城県東海村)
  1基(1978年) 自動停止後、安全性が確保
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安全性が確認されたもの:9基
放射性物質が一部漏出したもの:2基
最終的な安全性が確認されていないもの:4基
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繰りかえしますが、以上は、2011年3月14日の朝刊に間に合う時間に朝日新聞がまとめた情報に基づいています。状況は変わる可能性があります。

別トピックですが、私の周囲にいる外国籍の友人たちで、日本に知人や友人が多い人の中には、念のための帰国を躊躇する人も少なからずいます。単に、長く日本に住んでいて今や出身国のほうが外国になっている人や、連れ合いや子どもがいるためなど、色々な理由があるようですが、一旦外に出て、そこから(ハイチやニュージーランドなどの災害も忘れることなく)支援を考えることも一つの選択肢かと思います。当たり前のことですが、身近でそうした議論があったので、書き留めておきます。

追記:中途半端に情報をアップデートすると混乱するので、3月14日18:30でフリーズします。ロイター通信に、1・3号機で海水注入の一時停止が余儀なくされているとの記事がありました。
posted by いんぷうしゃあ at 13:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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